IT業界とは
IT業界とは大きく次の4つから構成される業界です。(1)ハードウェア(2)ソフトウェア(3)WEBサービス(4)SIと呼ばれる情報処理サービス。実際にはIT業界は広範で複雑なため、分かりやすく簡潔に分類しています。
各分類
各分類についてそれぞれ簡単にご説明します。
(1)ハードウェアとはPCやスマートフォンなどの手に取れる機器のことで、主にこれらの設計や製造、販売を行っているメーカー(一般的には大手)が分類されます。
(2)ソフトウェアはOSやパッケージソフトウェアなどのことで、主にこれらの設計や製造を行っているメーカー(一般的には大手)が分類されます。
(3)WEBサービスとはWEBサイトのデザインやマーケティング、SNSの開発などのことで、主にB to C、C to C向けの広告・宣伝、販売促進などを行う企業が分類されます。また、非常に多様な業種業態、企業規模を持つことも特徴的です。
(4)SIと呼ばれる情報処理サービスとはレジやATM、ECサイト、基幹システムと呼ばれる会計・人事・生産・販売・物流といった主に業務で活用される比較的規模の大きいシステムの設計、開発を行う企業が分類されます。
<文系プログラム未経験者におすすめなのは?>
おすすめは(4)情報処理サービスです。
大幅に人手が足りないことに加え近年では現時点の技術力を重要視されない傾向にあるからです。あなたが文系プログラム未経験者の場合を考えてみます。
まず、(1)(2)は大手メーカーがほとんどを占め、情報系・理系大学出身の知識も経験も技術力もある学生や経験者と選考で戦わなければなりません。
(3)は新卒時に(1)や(2)ほど高い技術力は求められないものの注目度が高く人気があるため、基礎的なスキルは最低限必要になり、仮にデザイナーなどを志望する場合はポートフォリオをある程度のクオリティで用意することになるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。わかりやすくを意識して、IT業界について解説させていただきました。一口にIT業界と言っても多様で複雑に感じられますが、分解することでご自身との要素を照らし合わせやすくなりましたら幸いです。続いて情報処理サービスの職種について、こちらのページで理解を進めていきましょう。
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